男の体臭対策
男の体臭は、時間の経過とともに増していきます。
しかし、自分の体臭は、生まれた時から嗅いでいますので慣れています。だから、自分では「クサイ」ことに気がつきにくいですね。
たとえ、気がついたとしても、他人が実際に不快に感じてるよりも遥かに、好意的にとらえてると思っていた方が無難です。
あなたは、あなたの体臭に客観的になれません。
実際には、他人は自分が感じてる体臭よりは、10倍は「クサイ」と感じてるはず、と思った方が良いかもです。
だからと言って、あまり神経質になるのも良くありません。しかし、エチケットとしての配慮は必要ですよね。
体臭の原因はいくつかありますが、ほとんどの原因は男の汗と皮脂です。
汗と皮脂自体には、臭いはありません。しかし、汗はワキ毛をはじめとする体毛に付着すると、皮膚自体についてる細菌に分解され、皮脂が酸化して体臭の元となります。
特に、脇汗のアポクリン腺から出る粘度のある分泌液は、ワキ毛に付着すると、濃度が増してニオイが増してきます。
だから、午前中よりは、夕方以降のニオイはきついのですね。時間の経過と共に体臭は蓄積されていきます。
いままでに、夕方以降、「体臭がきつい!」と気がついた場面はありませんでしたか。
目次
市販のボディシートなどを上手に活用する
体臭の原因は、時間の経過と共に汗と皮脂が酸化したものです。出来るだけ、清潔に保つことがニオイを最小限に抑えるコツになってきます。
コンビニで購入できる、ボディシートやボディペーパーなどの体臭予防アイテムで、こまめにふき取ることが重要です。
こういった体臭予防アイテムを、職場のロッカーや鞄に入れとくと、いざという時のために重宝します。
例えば、午前中に汗をかく作業を任された時とか、外回りの多い営業職の方は、汗をこまめにふき取る習慣をつけとくだけで、だいぶニオイを抑えることができます。
ハンドタオルやハンカチなどを、外出先のトイレで軽く濡らした状態にして、汗をかいた箇所をふき取るだけでも体臭改善につながります。
外回りの多い営業やお客様と直に触れ合う接客業、対面販売などをされてる方にとって、こまめに汗を拭き取り、清潔に保つことはニオイを抑えるだけではなく、見た目にも影響を与えます。
額から汗が滴り落ちている感じや、鼻頭が汗粒で濡れている、または、シャツやジャケットのワキ部分が汗じみで濡れている・・・
色々なタイプのお客様や商談相手がいらっしゃいますので、不快に思わせたり、だらしない印象を与えたりしては、仕事の実力以外で判断されてしまう可能性があるので、すごくもったいないです。
ニオイやそれに付属する印象は、ときには、仕事の結果に左右するぐらいの影響力を持っているのですね。
体臭防止アイテムを上手に活用する
特に汗をかきやすい季節は、デオドラントやボディシートなどの体臭改善グッズは、男の身体に必須です。
誰も、他人のワキ臭を始めとする体臭は不快なもの。デオドラントやボディシートなどをこまめに活用しながら人間関係を良好なものにしときたいですね。
体臭グッズは、大きく分けて2種類あります。
ニオイを抑えるタイプとニオイを取るタイプ。
シートタイプは清涼感があり、ひんやりと気持ちいですが、アルコールを多めに含んでいる場合もありますので、敏感肌や使いすぎると、皮膚がヒリヒリしてしまう恐れもあります。
また、外国製のデオドラントは、消臭効果が高いですが、刺激も強いため日本人の肌に合わない場合もあります。
体臭グッズは、直接肌に付けるので変に妥協することなく、自分の肌に合ったタイプの体臭グッズに出会うまで、色々な商品を何度でも試してみてみるのもエチケットのひとつ。
特に男のワキ下の臭いは、ワキガやワキ臭が強烈に出てしまうので、ワキ専用のデオドラントを使用し、清潔に保つことが大事です。
誰でも起こりえる、ワキの臭い
ワキの臭いは、体臭の代表選手のように、さまざまなメディアや媒体で、その対処法が紹介されています。
逆に言いますと、ワキのニオイは、それぐらいに誰にでも起こりえる体臭問題なのです。
体調や食生活、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、といったライフスタイルの変化に、体臭は微妙に影響を受けてしまいます。
いままで、自分自身で気がつかなかったからといって、何もケアしないのは、もうすでに、エチケット的にも配慮に欠けている状態なのかもしれません。
このように、体臭問題のいちばん怖いところは、自分のニオイは気がつきにくい、ということ。
神経質になる必要は全くありませんが、常に「意識」しとくことは、ビジネスシーンで良い人間関係を築くことにもつながります。
ワキの臭い改善には、制汗や消臭タイプのアイテムがオススメです。また、外国では、体臭予防として脱毛処理は常識になっています。
しかし、日本人の男性は脇毛の生やしっぱなしが一般的で、それがワキガやワキ臭を強烈にさせてるのも事実です。
特に、営業や接客業のような対人関係を重視するる職業の方は、ワキ毛の処理をすることも視野に入れてください。
何も、全剃りすることはありません。短くカットしたり、薄くしたりすることも臭いを抑えることに効果的です。
また、シャツのワキ部分が黄色シミになってしまう方は、アポクリン腺からの汗が大量に出ていますので、脇毛の処理や、ボディシート・デオドラントでこまめにケアすることが重要になってきます。
デオドラント選びのポイントとして、ワキガ体質の方は無香料タイプのデオドラントを選んでください。
香りがあるタイプの制汗剤やデオドラントなどを使用すると、ワキ臭と混ざり合って独特な不快臭を放つこともありますので、無香料を選んでくださいね。
野菜中心の食生活が、体臭を抑える
食事は、体臭に大きく影響を与えます。
特に、食物繊維を多く含んだ緑黄色野菜を中心に摂ると、腸内環境も整えてくれて、体臭を抑える効果があるとされています。
しかし、一人暮らしでの食生活で、野菜中心の食事を摂ることは何かと面倒くさいです。
そういったときは、コンビニで購入できる野菜ジュースなどが手軽に取れますのでオススメです。
野菜ジュースをおかずの一品として捉え、弁当などといっしょに購入すると良いでしょう。
食事は、直接口から体内に入っていくものですから、これが体臭に無関係とは考えられません。手軽に野菜が摂れる野菜ジュースを上手に活用したいものです。
ハンバーガーに代表されるファストフードなどが、日本人の体臭の変化に影響を与えています。食の欧米化が進み、昔に比べると日本人の「ニオイ」は増しているのではないでしょうか。
欧米の男性は、体臭やエチケット的な分野から、脇毛やアンダーヘアなどの体毛処理をするのが一般化されてきています。
これは、見た目をきれいにする、というだけではなく、ニオイも抑え、相手に不快感を与えないように配慮するという、エチケットとしての思想が根底に流れています。
日本でも、先進的でオシャレな男性やファッションに敏感な男性などは、積極的に脱毛処理を行い、体臭予防を心がけています。
ニオイは、自分で気がつきにくいものです。
また、自分自身の体臭は、どちらかというと好意的にとらえてしまうので、自分が感じる10倍は、他人は臭ってるんだと、意識することが体臭予防のポイントになります。
自分で気がついたときには、気がついた瞬間から遡って、もう十分に周りに不快な気持ちを与えてる可能性は大きいです。
清潔に保つことを意識することが、体臭対策の第一歩ですね。↓ ↓ ↓